9年経ちました

公開日:2020年3月11日

東日本大震災の発生から9年が経過しました。
地震だけでなく、台風や豪雨・豪雪など、自然災害はいつ起こるかわかりません。
過去に起きた災害を思い出すことは、つらいことかも知れません。
無理のない範囲で、「身の回りの安全について、気を付けることを何かひとつでも考える日」となると良いのではないか、と思います。

防災グッズの点検、備蓄食料の賞味期限、家屋の状態をちょっと見てみる…なども、普段忘れがちなので、この機会にチェックしてみましょう。

佐土原図書館では、災害・防災関連資料を「80福祉」コーナーを中心に所蔵しています。
が、今回は、特に「防災」関連に限らず、
【知っておく・読んでおくと「災害時の生活」に少しでも参考になるかも知れない本】
を集めてみました。

平井信行の気象・防災情報の見方と使い方』平井 信行・著
資料コード:001808799
NHKニュースの気象情報でおなじみの気象予報士・平井信行さんの本です。
災害時などに発せられる「防災情報」ですが、実際はどういう意味かよくわからない…という方もいらっしゃると思います。こちらはクイズ形式で必要な防災情報の見方を解説されているので、読みやすいです。
その他気象情報の見方や災害時の事例などをコラム形式で読むことができます。

地元を再発見する!手書き地図のつくり方』手書き地図推進委員会・編著
資料コード:001805118
小学生が作成したその町の手書き地図(だいぶ昔のものですが…)を公民館で見かけることがあります。
インターネット上や出版されている地図ではわからない、その町独自の情報が記入されていて、なるほどな~と思っていつも眺めます。
「自分の住んでいる場所のこと、よく知らない…」では、ちょっともったいないですね。何せ毎日見る景色・通る道ですから、楽しいことや良い景色、必要な情報を知っておくと、普段の生活がより一層充実したものになりそうです。

秒速!山ごはん』萩原 浩司・著
資料コード:001759554
登山やキャンプなどのアウトドアで、食事は重要な役割を占めると思っています。
特にその場で作る食事は、限られた材料や調理器具、時間の中での調理で、美味しいものが食べられたら最高ですね。
紹介されているレシピはシンプルな材料であることはもちろん、「調理時間5分以内」で作ることができる、とのこと。
時短のアイデアや食材の応用の仕方は、アウトドアでなくても、家でもぜひ挑戦してみたくなりますよ。

お菓子の箱だけで作る空箱工作』はるきる・著
資料コード:001803246
チョコレートのパッケージが!スナック菓子の容器が!牛乳パックが!
空き箱のデザインを生かしながら新しい立体物を製作する、新感覚ペーパークラフトの本です。
高度なテクニックを要する「芸術」の域に達している作品紹介のほか、易しい作品は作り方が紹介されています。
写真入りで丁寧に解説されているので、食べたお菓子のパッケージ、捨てる前にちょっとチャレンジしてみませんか?

あそびのたねずかん』東京学芸大こども未来研究所・著
資料コード:001662535
351ページの中に、シンプルだけど楽しい遊びがぎゅぎゅーーーっと詰まった本です。
場所や遊び道具が限られた状況でも、楽しみ方はたくさんあります。子供はもちろん、大人でも、年齢問わず楽しめます。
笑顔で過ごせる時間を大切にしましょう。

懐中電灯
佐土原図書館にある懐中電灯の電池切れがないか
チェックしました。

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