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～秋の夜長に1冊の本を～

• 『なぜ親はうるさいのか』
• 田房 永子／著
• 筑摩書房

　子供時代に過干渉の親に悩まされた著者が、親との関係で悩みを抱えている中高生のために書いたエッセイ漫画本です。
　なぜ親がうるさいのかを、子どもの立場・親の立場から読み解きます。
　

• 『平安文学でわかる恋の法則』
• 高木 和子／著
• 筑摩書房

　様々な古典文学に描かれる平安時代の恋愛事情について、やさしい言葉で解説しています。
　物語の紹介もされているので、古典に興味を持つきっかけを与えてくれると思います。

• 『太陽ときみの声』
• 川端 裕人／作
• 朝日学生新聞社

　主人公の「一輝（いっき）」はサッカー部のキャプテンをし、充実した高校生活を送っていた矢先、左目の視力の低下に気づき、失明する可能性が高いことを知ります。絶望に襲われる一輝ですが、音を頼りにプレイする「ブラインドサッカー」に出会い…。

• 『風に恋う』
• 額賀 澪／著
• 文藝春秋

　かつて吹奏楽の名門だった高校に入学した「基（もとき）」。憧れの先輩である瑛太郎が吹奏楽部のコーチになると聞き、一度諦めかけた吹奏楽を続けることに。様々な苦悩や葛藤がありながらも仲間とともに全日本コンクールを目指します。

• 『マジック・オブ・ミナリマ』
• ネル・ダントン／著
• ハーパーコリンズ・ジャパン

　映画「ハリーポッター」シリーズのグラフィックを手掛けたミナリマスタジオ。映画に出てくる小道具の詳細なデザインが盛りだくさん！ファンにはたまらない一冊です。映画だけでなく、原作小説と一緒にお楽しみください。

• 『世界一くさい食べもの』
• 小泉 武夫／著
• 筑摩書房

　日本人の朝食の定番である「納豆」や、宮崎県民が好きな「漬け物」。美味しいけれど、匂いが独特…。世界には、とっても臭いのに、とっても美味しい食べ物がたくさんあります。美味しさと匂いの秘密について調べてみませんか？

• 『作家たちの17歳』
• 千葉 俊二／著
• 岩波書店

　太宰治、宮沢賢治、樋口一葉…。日本の文学史に大きな足跡を残した作家が、17歳の時にどのような選択をし、どのように成長したか、読みやすい文章で（エピソードも沢山入れて）分かりやすく書かれています。
　その作家の本質も教えてくれる、深い内容です。

• 『就活難民にならないための大学生活30のルール』
• 常見 陽平／著
• 主婦の友社

　就活を第一目的にした時、大学生活をどのように過ごせばよいか、参考にしたいことが沢山書かれた本です。学生の体験談も多く紹介されています。
　高校生のうちに、前もって知識として読んでおくのも良いかと思います。

• 『ネット・スマホ攻略術』
• 山崎 聡一郎／著
• 藤川 大祐／監修
• 茅なや／イラスト&まんが
• 講談社

　インターネットやスマホは、とても便利！SNSでは、世界中の人と簡単につながり、友達になることができます。しかし、SNSに書き込んだ何気ない一言や、楽しかった思い出を伝えたくて載せた写真がきっかけで、自分や身の回りの人達が犯罪に巻き込まれてしまうことも…。「知らなかった」「こんなことになるなんて思わなかった」は、学生であっても通用しません。
　ネットやスマホを便利に楽しく使いこなし、被害者にも加害者にもならないために、ネット社会の怖さや、SNSのマナーなどを漫画で学べる一冊です。